1984-04-07 第101回国会 参議院 内閣委員会 第4号
ぜひこれらの制度を尊重をして、その趣旨を踏まえて政府の態度を決定したいということで取り組んできたところでございますが、先ほど来の御質疑でもお答えをいたしましたように、一昨年非常に厳しい財政状況の中で鈴木内閣が人事院勧告の見送りを決定した、また昨年は勧告をずっと下回る数字で態度を決定せざるを得なかったというようなことがございまして、これらの態度決定をしてきたわけでございますけれども、人勧尊重、仲裁裁定尊重
ぜひこれらの制度を尊重をして、その趣旨を踏まえて政府の態度を決定したいということで取り組んできたところでございますが、先ほど来の御質疑でもお答えをいたしましたように、一昨年非常に厳しい財政状況の中で鈴木内閣が人事院勧告の見送りを決定した、また昨年は勧告をずっと下回る数字で態度を決定せざるを得なかったというようなことがございまして、これらの態度決定をしてきたわけでございますけれども、人勧尊重、仲裁裁定尊重
さらに、ロッキード事件に関する一九七六年の議長裁定尊重の問題でございますが、一九七六年の国会正常化に対する衆参両院議長裁定をいまも尊重する気は十分ございます。この裁定を尊重し、鋭意問題の真相解明に努力もしてまいりました。今後ともこの趣旨を尊重して、政治倫理の確立のために努力してまいる所存でございます。 以上で御答弁を終わりにいたします。(拍手)
三十二年には、春闘の中で岸総理と社会党の鈴木委員長の間で会談が行われ、裁定尊重についてのがっちりとした態度が確認をされる、そういう中で、自来今日まで仲裁裁定は完全に実施されてきたわけでございます。
この改正と昭和三十二年の春闘の際のいわゆる岸・鈴木会談におきまして、仲裁裁定尊重の申し合わせが行われたわけでございますが、これを契機といたしましてこれ以後は仲裁裁定は完全に実施されることとなったわけでございます。
運輸大臣はそういう過去の経緯を御存じになって、裁定尊重、実施ということを言っておられるのかどうか、お伺いしたいと思います。
どこに大臣のその仲裁裁定尊重に対する突っかい棒があるかということがきわめて重大な疑念となって参るのでありますが、その点について、大臣が自分勝手に主観的に尊重したと申して、たとえば裁定十のものを一つしかやらない、一つしか金がないのだ、こういうふうな立場に立ったときに、それは話が違うのだといって、本改正案の趣旨を生かすべき突っかい棒を労働省はどこに求めておるのでありますか。
なお、三十年度につきましては、仲裁裁定尊重の公労法上、当局としてはこれを実施すべき義務を負っておるわけでございますので、その点につきまして、大蔵省に口頭益びに文書をもって予算措置の要求はいたしてございます。しかしこれ気しては、現在のところ暫定予算であるから、性質上そういうものは組むことができないのだという解釈で計上されておらない、こういう関係になっふおるのでございます。
この間、仲裁裁定尊重の趣旨に鑑み、十一月十八日の委員会において「政府は昭和二十八年十月二十七日郵政省及びその職員になされた仲裁委員会の裁定を尊重し、これを実施するよう最善の努力をすることを要望する」旨の決議をなし、政府の善処を要望したのでありますが、政府は裁定実施に努力した結果、昭和二十九年一月一日より、これを実施することとなり、「公共企業体等仲裁委員会の裁定中第一項は、昭和二十九年一月以降実施するものとしてこれを
われわれ改進党は十六国会以来絶えず主張して来た通り国費のむだを節約すること、奢侈税を増徴すること、あるいは高額所得者の所得累進率の引上げなど、大衆生活の負担過重にならない財源をもつて、勧告あるいは裁定尊重の財源の引当てにすべきものと考えるものであります。従いましてこの点について考慮を払われていたい政府原案に対しては、反対せざるを得ません。
こういうことになるように私は承知しておるわけでありますが、もし政府がほんとうに裁定を尊重されるならば、こういう〇・二五というような余裕のある金があつたならば、当然裁定を十二月なり、あるいは十一月にさかのぼるという精神があつてこそ、ほんとうに裁定を尊重するという意義が出て来るのではないかと思うのでありますが、なぜ年末手当にこれらの金を加算されて、裁定を一月から、こういうふうにやられたのであるか、これでは裁定尊重
○国務大臣(石井光次郎君) この裁定が、今度やりましたのが一月からで、五カ月ほど実施が延びたということで非常に、まるで仲裁裁定を無視したというような意味の声が一部に挙げられておるのでありますが、私は今日の日本の財政状態下におきまして、その裁定された金額をそのまま一つも動かさないで、月は遅れますが、実施するというところに私どものこの裁定尊重の心持をくんで頂きたいというふうに私は組合の人にもよく話したことなんです
前国会におきましては、裁定はできる限り尊重するとお答えいたしておつたのでありまするが、その後政府といたしまして、その裁定尊重の建前からいたしまして、鋭意検討の結果、一部を実施するための財源措置を講ずべく現在補正予算を提出しておるのであります。従つて、今回の補正予算を御審議いただきましたる結果、これが通過しますれば、その限度において裁定は一部実施されることになるのであります。
かくては政府がたびたび言明した裁定尊重ということは單なる口頭禪に過ぎなかつたと言わざるを得ません。むしろ裁定を蹂躙するものであると言うほうが適当であると思います。
しかしながらただいま申し上げましたように、この案につきましては仲裁裁定尊重の精神にのつとりまして、京都駅並びに車両の増備という方の財源は、むしろ給與改善の財源に充つべきであるという見解をもつて、目下関係方面と折衝中でございます。その点はお含みおきを願いたいと思います。
○山崎(岩)委員 先ほどの滿尾委員の動議が決議されたわけでありますが、滿尾委員の動議の中に、国鉄の年末賞與に関する言葉があつたのでありますが、事務上のいろいろの手続の関係がありまして、これを国鉄給與の裁定尊重という言葉にかえていただいた方が、委員長がこれから折衝するにつきましても、たいへん事務的に便利であるかと考えますので、裁定尊重という言葉におとりかえを願うように、委員長からおとりはからいが願えないものでありましようか
本日はこの結論を出す前におきまして大臣の御出席を要望して、そうして直接大臣からこの第八國会におきまして我々とお約束をして頂きました、即ち裁定尊重の程度につきまして如何なる努力を拂つておられたかについて答弁を聞きたいのでございまするが、これは只今閣議中との御報告によりまして後刻になるか知れませんが、その前にこういうような結論を出しますことにつきましては甚だ残念に存じておる次第ですが、併しもう今日になりました
しかしながら、院議によつて、裁定の精神は極度にこれを尊重すべしという與党派の決議があるにもかかわらず、政府は遂に、公社の内部におきまして、公社それ自身の経理内容において、石炭の節約あるいは修繕の繰延べ等によりまして、公社経営者側と労働者側が一致努力して初めてなしとげる、そういつたやりくりによつて、十五億五百万円というものをせり出したのでありまするが、不可能に属する部分については、與党の裁定尊重の決議文
先ず政府が裁定尊重の明確なる意見を表明いたしまして、その上で最善の努力を盡すということであろうと存じます。私共も又国民も、政府が財政上不可能であるからして国会においてこれをそのまま認めて貰いたいという態度は、何としても了解し得ないのであります。裁定を尊重するという基本的態度の上で最善を盡し、その上で不可能であるという国民の納得する理由を明らかにせられなければならないと思うのでございます。